「中年から始めても遅い」は、AIには当てはまらない。スタートは、みんな2022年

「もう年だから、AIは若い人に任せる」

「もう年だから、AIは若い人に任せる」

AIの話をすると、よくこんな言葉を聞きます。

  • 「もう年だから、新しいことは覚えられない」
  • 「AIは若い人のもの。うちは若い社員に任せる」
  • 「今から始めても、もう遅いでしょう」

数字を見ると、そう思う気持ちもわかります。

総務省の調べ(令和7年版 情報通信白書)では、生成AIを使ったことがある人は、20代で44.7%。50代は19.9%、60代は15.5%です。

使わない理由では「使い方がわからない」が38.6%でした。

でも、同じ調べには、おもしろい数字もあります。

40代は29.6%。30代の23.8%より、40代のほうが多く使っているのです。

年齢で決まるなら、こうはなりません。

今日は、40代でAIを始めた私が、「遅い」とは思わない理由をお話しします。

▶ 関連:総務省「令和7年版 情報通信白書」個人におけるAI利用の現状


AIが出たのは2022年。スタートは、みんな一緒

AIが出たのは2022年。スタートは、みんな一緒

前回お話ししたとおり、今のようにだれでも話しかけられるAIが出てきたのは、2022年11月です。

ここが、ほかの勉強とちがうところです。

英語もパソコンも、若いころから続けてきた人が有利です。何十年分の差がついています。

でも、AIは違います。

20歳の大学生も、45歳の社長も、始まったのは同じ2022年。

だれにも「10年の経験」はありません。

中年から始めても遅い。そういう話は、よく聞きます。

でも、このAIについては、そうじゃない。

スタートは、若かろうが一緒です。

▶ 関連:AIは、いつからあるの?「チャット」と「エージェント」は、何がちがうのか


私は2022年から、試してきた

私は2022年から、試してきた

私は、AIが出た2022年から、いろいろなツールにお金を払って試してきました。

文章、画像、動画、声、調べもの、資料づくり。うまくいったものも、すぐにやめたものもあります。

そして、AIエージェント(あなたの代わりに仕事をしてくれるAI)が出てきたとき、衝撃を受けました。

これは、今すぐ学ばないといけない。直感でそう思いました。

独学から始めて、オンラインスクールで学び、試験を受けて資格も取りました。

今も、毎日新しい情報を追いかけながら、学び続けています。

正直に言います。

AIエージェントでの学びは、若者や大学生、社会人より先に進んでいると確信しています。

だからこそ、自信は計りきれません。根拠はありません。

でも、試してきた回数だけは、だれにも負けないと思っています。

▶ 関連:AIに任せてよかった仕事・任せられなかった仕事 —— 自社で試して分かった6つの線引き


差がつくのは、年齢ではなく「試した回数」

差がつくのは、年齢ではなく「試した回数」

AIは、教科書を読んで覚えるものではありません。

話しかけて、返ってきた答えを見て、また聞き直す。

この回数が多い人ほど、上手に使えるようになります。

これは、若い人でも、年を重ねた人でも同じです。

むしろ、仕事の経験が長い人には強みがあります。

「この書類は、何のためにあるのか」「お客さまは、何に困っているのか」。

AIに何を頼めばいいかを知っているのは、仕事を長くやってきた人だからです。

この記事の教訓は、ひとつです。

差がつくのは年齢ではなく、試した回数。

▶ 関連:「ChatGPTは使っている」の次にやると効くこと —— 社内の型をAIに毎回渡す仕組み


これから来る時代。だから、学びは止めない

これから来る時代。だから、学びは止めない

AIは、まだ始まったばかりです。

これから、よく聞くようになる言葉を3つだけ、やさしく説明します。

  • フィジカルAI:体を持って動くAI。ロボットの体に入って、ものを運んだり、作業をしたりする
  • AGI(エージーアイ):人と同じくらい、いろいろなことができるAI
  • ASI(エーエスアイ):人の力を、はるかに超えるAI

いつ来るのかは、だれにもわかりません。

でも私は、その時代が来ると信じています。

だからこそ、学びは止めません。

2022年に始まったこの流れは、これからもっと大きくなります。今日始めた人も、明日始めた人も、まだ「最初の数年」の中にいます。

▶ 関連:AIを業務に入れるとき、最初に渡すべき仕事の選び方


【実物】今日から数える「試した回数ノート」

【実物】今日から数える「試した回数ノート」

年齢は変えられません。でも、回数は今日から増やせます。

下の表をスマホのメモに貼って、AIに1回話しかけたら、□を■に変えてください。

使い方

1. スマホのメモ(iPhoneなら「メモ」、Androidなら「Keep」)を開く

2. 下の表をそのまま貼る

3. AIに1回聞いたら、その日の□を■にする。聞いたことを一言だけ書く

1週目:まず話しかける

□1日目 □2日目 □3日目 □4日目 □5日目 □6日目 □7日目

2週目:仕事のことを1つ聞く

□8日目 □9日目 □10日目 □11日目 □12日目 □13日目 □14日目

3週目:答えを聞き直す(「もっと短く」「もっとかんたんに」)

□15日目 □16日目 □17日目 □18日目 □19日目 □20日目 □21日目

4週目:毎週くり返す仕事を、AIに手伝ってもらう

□22日目 □23日目 □24日目 □25日目 □26日目 □27日目 □28日目 □29日目 □30日目

30日で、30回。

それだけで、「まだ一度も試していない人」より、30回先に進んでいます。

▶ 関連:AIに任せた仕事が、8日間ぜんぶ空振りしていた。「完了」の表示を信じてはいけない理由


同じ困りごとなら、代わりにやります

同じ困りごとなら、代わりにやります

「始めたいけど、何を聞けばいいかわからない」

「社員に使わせたいけど、自分がわからないから教えられない」

そんな社長は、私に任せてください。

40代から始めて、試した回数を積み上げてきた私だから、最初につまずくところがわかります。

その困りごと、AIで解決します。

御縁の事業:DXとAX(AIトランスフォーメーション)

御縁は、中小企業のDX(紙と手作業を、デジタルに整える)とAX(AIが仕事を回す会社にする)を、社長の右腕として引き受けています。

バックオフィスのAI化・業務ツールづくり、数字の分析、ホームページ・動画・AI検索対策まで。1社ずつ、本業に集中できる仕組みにします。

▶ 事業の詳しい内容:AIエージェント企業支援事業(御縁)

▶ サービス一覧:御縁のサービス

▶ 関連:御縁に相談すると、最初の1ヶ月で何が起きるのか


参考データ・関連記事

  • 総務省「令和7年版 情報通信白書」生成AIサービス利用経験(年代別、日本)— 20代44.7%、30代23.8%、40代29.6%、50代19.9%、60代15.5%

https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r07/html/nd112210.html

  • 総務省「令和7年版 情報通信白書」テキスト生成AIサービスを利用しない理由(日本)— 「使い方がわからない」38.6%、「自分の生活や業務に必要ない」40.4%

https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r07/html/nd112210.html

  • 前回の記事:AIは、いつからあるの?「チャット」と「エージェント」は、何がちがうのか

https://note.com/goen_ishimoto/n/n17ad651b0f08

次回は、「AIに最初の質問をしてみよう。無料で始める3つの手順」です。

今日の「試した回数ノート」の1日目を、一緒に始めましょう。

質問は、コメントへどうぞ。次の記事で答えます。

「うちの会社でも、今からAIを始められる?」という相談は、LINEで受け付けています(30分無料)。

▶ https://lin.ee/S9bBejs

御縁 代表 石本政晴

この記事は、noteでも公開しています。▶ noteで読む(石本政晴・AIで困りごと解決)