ChatGPT・Claude・Gemini、最初はどれを使えばいい?

「3つあって、選べない」

「3つあって、選べない」

「ChatGPTは聞いたことがある。けれどClaudeやGeminiもあって、結局どれから触ればいいのか分からない」——会社の社長や、これからAIを触ってみたい担当者から、よく聞く声です。

テレビや新聞では「ChatGPT」の名前がよく出ます。社内の若い社員は「Gemini」を使っていると言う。SNSでは「Claudeがいい」という投稿が流れてくる。3つ並ぶと、どれを選べばいいのか、よけい分からなくなります。

noteのコメントにも、同じ悩みがいくつも届いています。

  • 「限られた予算で、どのAIを優先して使えばいいか分かりません」
  • 「無料プランから、有料プランに移すべきか判断がつきません」
  • 「ChatGPTとClaude、課金するならどちらを先にすべきか、毎日のように考えてしまいます」

答えから先に書きます。3つとも、まずは無料で使えます。だから、選ぶ前に全部触っておく。選ぶのは、触ってみてからです。

▶ 関連:AI導入で最初に必要なのは、ツール選定ではなく「渡す情報の棚卸し」


3つとも、無料プランがある

3つとも、無料プランがある

まず、2026年10月の時点で、3つのツールの料金はこうなっています。無料プランと、月額の有料プランが用意されているのは、どれも同じです。

ChatGPT(オープンエーアイ社)

無料プランがあります。アカウント登録だけで、ブラウザから使えます。有料プランもあります(金額はログイン後の案内画面でご確認ください)。

Claude(アンソロピック社)

無料プラン $0。アカウント登録だけで使えます。有料のProプランは月$20(公式サイトの料金ページで公開されています)。無料プランでも、同社の「Sonnet」「Haiku」というモデルが使えます。

Gemini(グーグル社)

無料 ¥0。Googleアカウントがあれば、そのまま使えます。有料のGoogle AI Proプランは月¥725(公式サイトの料金ページで公開されています)。無料プランでも、「Gemini 3.6 Flash」というモデルが使えます。

数字の桁や呼び方は時々変わります。使う前に、必ず各社の公式ページを一度ご覧ください(検索窓に「ChatGPT 料金」「Claude pricing」「Gemini 料金」と入れれば、公式のページが最初に出てきます)。

大事なのは、「とりあえず有料から入らない」ということです。3つとも、無料プランで、文章の下書き・質問・ちょっとした相談は、ふつうにできます。有料プランは、無料で物足りなくなったときに考えればいい話です。

▶ 関連:Claude.ai 公式料金ページ


私はこう使い分けている

私はこう使い分けている

「とはいえ、仕事で毎日使う1つは決めたい」という声もよく届きます。参考までに、私が今、3つをどう使い分けているかを書きます。会社員22年のあと独立し、2022年から複数のAIツールに月額を払って試してきた結果の、今の形です。

メインは Claude(文章・分析・自動化)

会社の資料づくり、長い文章の下書き、お客様とのやり取りの整理、自動化の仕組みづくり——いちばん時間を使う仕事は、Claudeに任せています。前後のつじつまが合った文章を、長く安定して書いてくれるのが選んだ理由です。

画像の生成は ChatGPT

会社のチラシ・ブログの見出し画像・紹介カードなど、絵が必要なときは ChatGPTの画像生成を使っています。日本語のあしらいが崩れにくく、「オフィスの写真風」「イラスト風」などの指定も、素直に出してくれます。

動画のナレーション音声は Gemini

最近は、動画の読み上げ音声を Gemini で作っています。無料プランでも1日に何回か使え、聞いたときの違和感が少ないのが決め手です。

ひと言、まとめます。

3つとも無料で触れる。選ぶのは、使ってみた後でいい。1つに決めてから、物足りない部分だけ、別のツールの無料プランで補えば十分です。

▶ 関連:「ChatGPTは使っている」の次にやると効くこと —— 社内の型をAIに毎回渡す仕組み


【実物】目的別の選び方表+「最初の3日」で3つを無料で試す順

【実物】目的別の選び方表+「最初の3日」で3つを無料で試す順

ここからが実物です。まず、よくある用途と、今おすすめのツールの一覧です。有料プランは、無料で続けてみて物足りなかったときに検討してください。

目的別の選び方表(私の使い分け・2026年10月時点)

| やりたいこと | まず試すツール | 次の候補 |

|—|—|—|

| お礼メール・あいさつ文の下書き | Claude(無料) | ChatGPT(無料) |

| 社内資料の要約・たたき台 | Claude(無料) | ChatGPT(無料) |

| 分からないことを聞く(調べもの) | Gemini(無料) | ChatGPT(無料) |

| アイデア出し・雑談 | ChatGPT(無料) | Claude(無料) |

| チラシ・ブログの画像を作る | ChatGPT(有料プラン) | — |

| 動画のナレーション音声 | Gemini(無料) | — |

| 長い文書(規約・契約書)の整理 | Claude(無料/有料) | — |

| スマホから音声で話しかける | ChatGPT(無料) | Gemini(無料) |

次に、最初の3日で3つを触ってみる順番です。1日1ツール、どれも20分ほどで試せます。

1日目:ChatGPT

検索窓に「ChatGPT」と入れて、公式サイト(chatgpt.com)を開く。メールアドレスで登録して、入力欄に「はじめまして、今日は会社の自己紹介文を書きたいです」と話しかけてみる。相手がどんな文章を返してくるかを見る。

2日目:Claude

検索窓に「Claude」と入れて、公式サイト(claude.ai)を開く。同じようにメールアドレスで登録して、昨日と同じ質問を投げる。返ってくる文章の違いを比べる。

3日目:Gemini

Googleアカウントで gemini.google.com を開く(新しく登録しなくても、ふだん使っているGoogleアカウントでそのまま入れます)。同じ質問を投げて、返ってくる文章を比べる。

3日が終わったら、自分が「読みやすい」「言葉づかいが好み」と思ったツールを1つ選んで、2週間ほどそれだけ使ってみる。これで、無料プランで物足りないかどうかが、はっきりします。物足りなさを感じて初めて、有料プラン(月額千円から2〜3千円)を検討すればいい。

最初から有料で3つとも契約する、は、おすすめしません。月額で1万円を超えてしまい、負担感だけが先に立って続きません。

▶ 関連:AIを業務に入れるとき、最初に渡すべき仕事の選び方


同じ困りごとなら、代わりにやります

「社員にも使ってほしいが、どのAIをどの業務に使うかを、会社として決めたい」

「無料プランと有料プランの切り替えを、業務ごとに整理したい」

「毎月のAIツール代が、気づいたら数万円になっていた。見直したい」

そんな社長は、私に任せてください。会社ごとに、業務とツールの対応表(「見積の下書きはこのツール」「画像づくりはこのツール」)と、月額の上限ルールを紙1枚にまとめます。社員が明日から迷わない形にします。

その困りごと、AIで解決します。

御縁の事業:DXとAX(AIトランスフォーメーション)

御縁は、中小企業のDX(紙と手作業を、デジタルに整える)とAX(AIが仕事を回す会社にする)を、社長の右腕として引き受けています。

バックオフィスのAI化・業務ツールづくり、数字の分析、ホームページ・動画・AI検索対策まで。1社ずつ、本業に集中できる仕組みにします。

▶ 事業の詳しい内容:AIエージェント企業支援事業(御縁)

▶ サービス一覧:御縁のサービス

▶ 関連:買い切りと月額、どちらで頼むか —— 料金の考え方と向き不向き


参考データ・関連記事

  • Claude.ai 公式料金ページ — 無料プランは$0(SonnetとHaikuが使える)、Proプランは月$20

https://claude.com/pricing

  • Google Gemini 公式料金ページ — 無料プラン¥0(Gemini 3.6 Flashが使える)、Google AI Proプランは月¥725

https://gemini.google/subscriptions/

  • 前回のnote記事:AIは、なぜ自信たっぷりにまちがえるのか

https://note.com/goen_ishimoto/n/ncfa0cf5b9517

次回は、「『AIに仕事を奪われる?』と聞かれたら、こう答える」です。ツールを触り始めると、必ず誰かに言われるのがこの一言です。AIに渡す仕事と、人に残す仕事の仕分け方を、次の記事でお渡しします。

質問は、コメントへどうぞ。次の記事で答えます。

「うちの会社でも、今からAIを始められる?」という相談は、LINEで受け付けています(30分無料)。

▶ https://lin.ee/S9bBejs

御縁 代表 石本政晴

この記事は、noteでも公開しています。▶ noteで読む(石本政晴・AIで困りごと解決)